美術館、博物館めぐり

2009年2月26日 (木)

『ムットーニワールド』プレビュー展

平日ですが・・・

お仕事の日ですが・・・

いろいろ煮詰まる出来事が続いたので、有給をいただいて、『八王子夢美術館』へ、はじめていってまいりました。

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『ムットーニワールド』プレビュー展を観に。

http://www.yumebi.com/ (美術館公式サイト)

http://www.muttoni.net/ (ムットーニオフィシャルサイト)

                                            

秘密の宝箱をそっと覗き込むような、『ムットーニワールド』

ワタシのツボなんです。

作者の武藤氏(ムットーニ)本人による上演会(作品の解説、ストーリーの語り)。

『ギフト・フロム・ダディ』という作品の時に、武藤氏が言ってました。

「父親のからの贈り物(ギフト)のロケット。

小さなものな分、そこから広がるイマジネーションは無限に大きいのでしょう・・・」

といったことを・・・。

武藤氏の作品には、まさにそんな魅力があります。

自分の好きな音楽や、文学作品、頭の中に広がるイメージとか心象風景を、実際に目にしてみたいんだけれど、それが映画やPVになっちゃうと、あまりにも直接過ぎて自分の想像力を入り込ませる余地がない。

または、「これはちょっと違う!!」となってしまうこともある。

『ムットーニワールド』はそこまで具象的じゃない。

上手く言えないけど、記憶の断片とか、一部がカタチになっていて、そこからさらに自分のイマジネーションを広げさせてくれる余地が十分にあるのです。

そんなところがワタシのツボであり、作品に惹きこまれる理由なのだと思います。

5月から同美術館ではじまる「ムットーニワールド」からくりシアターも楽しみです♪

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2009年1月26日 (月)

ピカソとクレーの生きた時代

BUNKANURA ザ・ミュージアムへ

http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/shosai_09_k20.html

ドイツ、ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館の所蔵品が、美術館の改修を機に、日本で作品を公開することになったとのこと。

変動の非常に大きな時代。

創作環境や、思想的なことに如実に影響を受けたこの時期の画家は、その作品も何かと変化に富んでいて、今まで何度もその作品を目にしたことがあるほど有名な画家の作品でも、創作された時期によっては、見たことのないタッチのものがあったりして、

「へ~、こんな作品も創っていたのだ」

という発見があって面白い。

芸術家たちによる運動も盛んだった時代の作品群だが、自分は実のところ、キュビズムだとかフォービズムだとか、○○派、○○的とか・・・・

その定義があまりわかっていなくて、なんとなく抽象画でひとくくりにしてしまっていたという痛い事実にも気がついてしまったcoldsweats02

今回の展示は、その差異が比較的わかりやすい。

(作品ごとの解説が多くてさ、読むのも大変だったけどbleahおかげで勉強になったなあ・・・)

こうして並べられると、『抽象画』のなかにも、自分が好きだと感じるジャンル、苦手かも・・・と感じてしまうジャンルがある。

クレーの、リズム、音楽を感じる、ちょっと愛嬌のある作品は、とても好きだなあ、と思った。

Kure

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2009年1月25日 (日)

蒔絵~宮殿を飾る 東洋の燦めき

サントリー美術館に行ってきました。

http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/08vol06makie/index.html

蒔絵のほどこされた美しい箱たちは、大きいものであれ、小さいものであれ、1つのマイクロコスモスのよう。

美しい幾何学模様、めずらしい動物、人物、風景・・・

いろんなものが大事に封じ込まれた感じに、人はついつい見入ってしまうのではないかと思った。

日本のこういった貴重な工芸が、西洋の国々で、大切に大切にコレクションされていて、いまこうして鑑賞することができるということに胸がじーんとした。

                                                          

第6章『王侯のコレクションと今日の店先』

に展示されていた、マリー・アントワネット&マリア・テレジアのコレクション、沈箱、香合などの小箱の数々・・・

なんて細かくて繊細でかわいらしいんでしょう!!

重ね箱や引き出しの細工のわくわく感というか、サプライズ。

きっと、手にした女性たちも、

「まあかわいい!!まあ素敵!!」

と、幸せな気持ちを味わったのではないかしらと思った。

マリア・テレジアに、

「私はダイヤより漆よ!!」

といわしめたことも、やわらかい輝きをはなつこれらの品々をじっとみていると・・・

納得してしまう。

♪・・・・・♪・・・・・♪・・・・・♪・・・・・♪・・・・・♪・・・・・♪・・・・・♪・・・・・♪・・・・・♪・・・・・♪

土曜の午後。

美術館内は大変な混雑・・・

その中で、手のひらに乗るような、細かい芸術品を鑑賞するのは大変だったが・・・

やはり行ってよかった!!

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2009年1月13日 (火)

お一人様の休日・砧公園

砧公園

砧公園のぱかーんとした広さが好きです。

写真は公園となりの清掃工場の高い煙突。

空まで高く見える。

砧公園

今日は公園内の世田谷美術館へ展覧会を観にきました。

美術館内もかなり広いので、観てまわるのに労力がいるので、重い作品よりは、やさしい作品の展覧会を、ゆっくりのんびり観るのがいいかな。

本日の企画展はこちら。

→ 十二の旅
 『感性と経験のイギリス美術』

http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html

http://www.tokyoartbeat.com/event/2008/B2D2

国内の旅、外国への旅、記憶への旅・・・

いろいろな形の『旅』があったけれど・・・

絵入りの新聞記者として日本に滞在したワーグマン、憧れの日本を旅したホックニーの作品に描かれる日本の姿が、特に面白いと感じた。

異国の人が思う日本の美しい姿とは何なのか。

日本人にとっての景勝地である富士や松島は、やはり題材として登場するんだなあ・・・とか。

今日は比較的館内も空いていたので、いろいろ思いを馳せながら、ゆっくり楽しんだ。     

砧公園

美術館を出る頃はすっかり夕方。

夕暮れの空と、そこに影を投げる木立がきれい。

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2008年10月10日 (金)

「オフィーリア」に逢いに。

「ジョン・エヴァレット・ミレイ展」 at BUNKAMURA museum.

http://www.bunkamura.co.jp/museum/index.html

Photo

わたしがオフィーリアにはじめて出会ったのは、小学校の頃大好きだった『あしながおじさん』の中。

主人公のジュディが、あしながおじさんへの手紙の中で、

「あの思慮深い、オフィーリア!!」

と綴り、とても憧れていたオフィーリア。

まあ、小学生の私に、難解なシェイクスピアが理解できるはずもないので、実際に『ハムレット』を知ったのは、かなり大人になってからで・・・

比較的わかりやすい劇団○季のストレートプレイだとか、オペラだとか、音楽劇だとか・・・etc.

いろいろ見たけど、あまり、ジュディのいうような、オフィーリアの聡明さとか、思慮深さとか、そういう魅力は、感じることが出来なかったんだな・・・。

ただただ、

「なーんか可哀想なひとだな~・・・」

って感じしかしなくて。

言葉数のやたらと多いシェイクスピアの原作に至っては、わたしの頭脳ではもはや理解不能!!

(というか、読破することさえ限りなく不能・・・)

どうやら、このオフィーリアという女性の真の魅力を理解するには、それこそ、女性としての『聡明さ』『思慮深さ』が必要なようです・・・。

そんな理由で、わたしの中ではあまりぱっとしなかったオフィーリア像でしたが・・・

この絵画に出会った時の衝撃はとても忘れがたく、はじめてその圧倒的な存在感、魅力といったものがわかり始めたような気がします。

多分、「TATE コレクション」の時だったかな?

たくさんの画家のたくさんの絵画作品が並ぶ展示会場で、わたしの心はこの『オフィーリア』のみにとらわれてしまったようで、今となっては、他に何を観たのかもさっぱり思い出せないくらい。

この絵画に、こうして、また再会できたことはこのうえもない幸運です。

この展覧会の告知をみるまで、「ジョン・エヴァレット・ミレイ」という、この絵画を描いた画家の名前さえ知らなかったのですが・・・。

作品を再び目の前に、また、しばらく立ちつくしてきました。

☆『オフィーリア』作品解説☆

http://www.salvastyle.com/menu_pre_raphael/millais_ophelia.html

百聞は一見にしかず。

作品を目の前にして沸き起こる、心のざわめき!!

それがあるから、その醍醐味を感じるために、わたしは美術館まで足を運ぶのだと思います

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